ラズパイとは?
ラズパイ(Raspberry Pi)は、ARMプロセッサを搭載したカードサイズのシングルボードコンピュータです。
SDカードにフリーのOSと音楽再生アプリケーションを書き込んで、それをラズパイ本体に挿入、起動する事で高音質のミュージックプレイヤーとして楽しめます。
そのラズパイを使って実現する一体型の陶器製のスピーカーが「木苺 (ki-ichigo)」です。
陶器スピーカー「木苺 (ki-ichigo)」
「木苺 (ki-ichigo)」はエンクロージャーの中に、6㎝フルレンジスピーカー、USB接続の2chアンプ、プログラムでアサイン可能な3個のボタン、そして電源のON/OFFスイッチを内蔵しています。それらに別途用意したラズパイ本体を内部配線で接続し、ラズパイ収納部に格納すれば完成です。ラズパイ本体は前面のボタンパネルを外す事で、簡単に出し入れが出来ます。
スピーカー前面には保護用のサランネットを被せますが、 3個のボタンはその上から操作可能になっています。
陶器製のスピーカーは、普通のスピーカーと何が違う?
陶器(セラミック)エンクロージャーの特長はその構造体としての特性にあります。
①1200度以上の高温で焼き締められた陶土は、素材の特性が木材やプラスチックに比べて硬く、比重が重いため、スピーカーユニットの振動をエンクロージャーがしっかり受け止め、再生音への影響を抑えられる。
②ラズパイ収納部、バスレフポートを含めてエンクロージャー全体を一体構造で作成できるため、 継ぎ目や接着面での音の歪みが起きにくい。
③バッフル面以外の面を曲面形状にする事で、内部の対面する平行間で起こる音の共鳴、共振が抑えられる。
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